クランクアップ

投稿者: 2 Funky

バラの花束

昨日までおよそ半年間、地元有志による自主制作映画のスチール担当をやっていました。
「スチール担当」とは映画のポスターや宣伝材料、パンフレットなどに使われる写真を撮る人の事です。

3月にふとした話から出てきた架空の映画タイトル。

せめて「それらしい」ポスター写真を撮ろうと云う事になり、自分がその撮影を受け持ちました。
その写真からさらにイメージを膨らませ、主役と監督とで脚本作りが始まった4月。

実際に役者となるメンバーが初顔合わせした5月。

クランクイン、そしてトントン拍子で撮影が進み、スムースに3分の1を撮り終えた6月。

スケジュール調整がつかず、キャストの変更があり、天候にも恵まれなく、文字通り「暗雲」の7月。

夜の繁華街や海上での野外撮影、某所や某宅を借り切っての室内撮影、細かな撮りこぼし等をフォローしながら、なんとか終わりが見えた8月。

そして昨日、遂にクランクアップ。

本当だったら皆で「お疲れさま〜!」と拍手をしたり、主役が監督に花束を渡したりするんだろうなと思っていたけれど、現実はそう甘くない。
押せ押せのスケジュールの中、なんとか時間を工面して参加している人ばかりなので、途中で泣く泣く帰宅する人や、その人を送った帰りに迷子になる準主役w。
早く帰る人を送る車に監督も乗っていってしまい、気がついたらムービー担当とスチル担当、ヒロインの3人が砂浜に残されました。あとから迷子になった準主役も合流しましたが、「え?あれ?みんなは?」状態。

なんだか昨日の撮影自体が喜劇映画のような、しかもなんだか尻切れとんぼのようで、感慨に耽るような終わり方ではなかったけれど、まぁドタバタしていた我々にふさわしいクランクアップだったのかもしれません…

…でも、近いうちに、撮影お疲れさま会はやりましょうね。全メンバーが揃ったところを一度も撮れなかったので。

これから監督と編集担当のお二人は編集に追われる事になるのでしょうけれども、とりあえず一段落ついたという事で、本当にお疲れさまでした。

自分も大量に撮った写真の中から、用途別にセレクトしたり、公開と同タイミングで行なう(はずの?)写真展の写真選びなどを頑張らなくては。